第57回西日本大学空手道選手権大会

2019/5/26

第57回西日本大学空手道選手権大会が近畿大学記念体育館にて行われた。昨年度女子優勝校である同志社・瀬戸口稀と男子優勝校の近畿大学工学部・梶村選手の2人が高らかに選手宣誓を行なった。

【男子団体組手】
昨年度はベスト8で幕を閉じた男子。今年こそはもう1つ上のステージに行きたいところだ。

しかし、立ちはだかったのはまたしても近大。

先輩はエース・福本(商4)。相手は福本の高校の後輩・鴨川選手。睨み合いが続く中、先手を取ったのは鴨川選手。また、一瞬の隙を突かれ追加点を奪われる。2-0となったが、ここからエースが猛攻に出る。伝家の宝刀・上中が炸裂しポイントを奪う。そこかは激しい攻防が続くも2-1で敗戦。

次鋒は若き大砲・飯嶋(商2)。相手は日本代表・安藤選手。開始から一進一退の攻防が続くが先手を取られてしまう。攻勢に出るもカウンターの裏回し蹴りを取られ、万事休す。9-1で敗戦。この1点をどう受け止めるのかは彼次第だ。

中堅は野獣・上野(文4)。相手は近大のポイントゲッター・中野選手。プレッシャーからなのか、普段軽快なステップで相手を襲う上野だが、手足が動かない。相手の圧に完全にのまれた。試合終了間近に猛攻を仕掛けたが時すでに遅し。4-0で敗戦。引退まで残り6ヶ月弱。羽ばたく姿が見られるのか。

【女子団体組手】
昨年度覇者である同志社は第1シード校として今大会に臨んだ。

順調に準決勝まで勝ち上がる。準決勝の相手は日本代表の片山選手を率いる九州産業大学。

先鋒は切込隊長・瀬戸口文(文2)。相手は片山先鋒だ。(片山選手は瀬戸口文の高校の先輩でもある。)開始早々に立て続けに2点を先取される。ここで試合の組み立て方を変更し同点に追いつく。このまま逆転したいところだったが、力の差が徐々に出始める。攻めてもカウンターを合わされ、結果5-2で敗戦。

中堅はエース・尾立(商3)。一進一退の攻防が続くも百戦錬磨の尾立がしぶとく勝ち切る。5-4で女子主将の瀬戸口稀(文4)に繋ぐ。

1対1で迎えた大将戦。これぞ大将。瀬戸口稀が着実にポイントを重ね勝利。2連覇をかけた決勝へ自ら導く。

迎えた決勝。相手は京都産業大学。

先鋒は瀬戸口文。相手は松島選手。開始から攻めるもカウンターを立て続けに取られ3-0となる。一方的な展開になるかと思ったが、ここから瀬戸口文が覚醒し始める。攻めても引いてもポイントを取り続け同点に追いつく。残り10秒前後に差し迫ったところで仕掛けた技が入ったように見えたが審判の旗は松島選手を支持。結果4-3で敗戦してしまう。

中堅は尾立。負けられない戦いではあったが佐尾選手の動きに合わせ、カウンターで先取する。すぐさま攻撃を仕掛け2点目。相手に試合をさせない。それが尾立の真骨頂だ。2-0で勝ちきり、大将戦に繋いだ。

大将は瀬戸口稀。相手は田畑選手。1勝1敗で迎えた大将戦。思い出すのは昨年の西日本大学決勝戦。当時、女子主将だった住友がプレッシャーをはねのけ、優勝をもぎ取った。その時のように瀬戸口稀もプレッシャーをはねのけ覚醒した。試合開始から攻め続け3点リードする。ただ、田畑選手も黙っていない。2点を取り返す。試合の流れが相手に傾きかけ始めた時だった。瀬戸口稀の得意技・中段回し蹴りが田畑選手を捉えた。(同志社が西日本大学を初めて制した5年前の決勝。優勝を決めた厚海さんと同じ技だ。筆者は何かの縁を感じる。)5-2となり、残り時間間も無く。攻勢に出る田畑選手だったが、今日の瀬戸口稀には通用にしない。5-2で勝利した。

我が校初の西日本大学2連覇!
観客も総立ちで彼女達に賞賛を送る。観客席で応援していた学生達も彼女達のもとへ駆けつけ、共に喜び合う。記計係の1年生も形メンバーも皆で喜びを分かち合う。これが強さの源かもしれない。

個の強さではもしかしたら負けていたのかもしれない。ただ、チームとして勝ち切ったのは同志社だ。全日本大学まで残り6ヶ月。チーム力を高め、福本主将が掲げている全日本大学4冠。「自分達なら出来る」と信じ、努力する必要がまだまだある。今大会に出られない多くのチームメンバーがいた。全員で競い合い、さらなる高みへ行って欲しい。

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最後になるが改めて賞賛を送りたい。本当におめでとう!(筆者個人の今大会MVPは瀬戸口稀美選手である。)

文書提供:宮原泰成(平成29年卒)

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